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親知らず

当院の親知らずの診断・
抜歯治療について

親知らずの抜歯が必要なケースとは

以下のような親知らずは、歯を残すことのリスクの方が大きくなるため、抜歯をする方が望ましいでしょう。

  • 虫歯で神経に炎症を起こしているケース
  • 痛みや腫れなど再発を繰り返すケース
  • 歯並びを乱す原因歯になっているケース
  • 将来的に虫歯や歯周病を引き起こす可能性が高いケース

必ずしも抜歯をしなくても良いケース

  • まっすぐ正常に生えているケース
  • 汚れを適切に除去できるケース
  • ブリッジに利用できるケース
  • 移殖歯のドナーとして利用できるケース

抜歯後の注意点について

痛み

痛みのピークは、当日麻酔が切れた後から翌朝にかけてとなります(個人差があります)。お渡しする鎮痛剤をしっかり服用しましょう。

当院では抜歯後は症状確認のために消毒に来ていただいております。その際、お痛みが強ければ追加で鎮痛剤をお渡しいたしますので、ご相談ください。

出血

20~30分程度ガーゼを噛んで圧迫止血を行なってください。抜歯直後から翌朝ぐらいまで出血が続く場合がありますが、止まらない場合はご連絡ください。

腫れ

腫れは痛みより少し遅れてからピークを迎え、一般的には2〜3日でピークになると言われています(個人差があります)。また、歯茎の腫れはピークを迎えて徐々にひいていきますが、腫れがひかない場合は歯科医院へご連絡ください。

特に内側に腫れる場合は危険なケースがあるため、腫れが長引いたり強いと感じる時は、かかりつけの歯科医院への受診をおすすめします。

神経マヒ

親知らずの根の先端近くの口唇の感覚神経との位置関係により、抜歯後に一時的なマヒが発生する場合がありますが、当院では必要に応じて歯科用CTで3D立体画像を用いて確認を行なっているため、より安全な抜歯が行えます。

お食事

傷の保護のため、血の塊(かさぶた)が安定する2~3時間はお食事を控えて頂く必要があります。

抜歯の穴

抜歯に歯ぐきを縫い合わせない場合もあります。しばらくすると抜歯した部分の穴の奥にジェル状の黒っぽい固まりができますので、できるだけそれが穴から飛び出さないように注意しましょう。また、穴に食べ物が入り込んだ際は、慌てずに軽くゆすぐ程度にしましょう。

お風呂

抜歯当日は体が温まると血行が良くなり、出血しやすくなっているので長湯は控えましょう。シャワー程度で済ませる方が良いでしょう。

喫煙、飲酒

出血が止まりにくくなる、傷の治りが遅くなる場合があるため、抜歯したところが落ち着くまで喫煙や飲酒は控えることをおすすめします。

そもそも親知らずとは

親知らずは、一般的に17~30歳頃に生えてくる前歯から数えて8番目の歯のことを指します。永久歯の中で最後に生えてくることから、スペースが足りず横や斜めに傾いたり、中には骨の中に埋まったまま生えてこないといったケースもあります。

そうした親知らずは歯ぐきの炎症を起こしたり、隣の歯まで虫歯になる要因になるなど、お口のトラブルになりがちのため抜歯をおすすめしております。

親知らずを抜くベスト時期

抜歯の最適な時期は、患者様のお口の状態やライフスタイル、年齢や性別によっても異なります。一般的には、最適な時期を見極めるために下記のような事項を考慮します。

できれば20代~30代のうちに

骨は若ければ若いほどやわらかいことから、多くのケースで抜歯をしやすくなります。対照的に年齢を重ねるほど骨は硬くなるため、歯は抜きにくくなり、回復にも時間がかかってしまいます。親知らずの抜歯は、なるべく若いうちにするのが良いでしょう。

痛みや腫れがないときに

痛みや腫れなどの炎症反応が出ているときは麻酔の効きが悪くなってしまうため、抜歯を行う場合は痛みや腫れが起こる前に行うか、炎症反応がおさまってから行います。

女性は妊娠前、出産する前に

妊娠中は薬の服用ができない場合が多いことから、抜歯が適用できない場合がほとんどです。また、産後は通院も困難になるケースが多いです。

抜歯後に安静にできる時期に

抜歯から数日間は腫れや痛みが続く場合がありますので、大切な予定の直前などは避けてスケジュールを組むようにしましょう。