軽度~中等度のSASには、「スリープスプリント(口腔内装置/OA)」というマウスピース型の装置が効果的です。
睡眠時無呼吸症候群
(SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
について

いびき、ただのクセだと
思っていませんか?
「家族にいびきを指摘された」「日中に強い眠気がある」そんな症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれません。
SASとは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。特に多いのは「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)」というタイプで、のどの奥(気道)がふさがってしまうことで、いびきや呼吸停止が起こります。
こんな症状、ありませんか?
- いびきが大きい・毎晩かく
- 睡眠中に「呼吸が止まっていた」と
言われた - 朝起きたときに頭が重い、スッキリしない
- 日中に強い眠気がある・うたた寝が多い
- 夜中にトイレに何度も起きる
- 集中力が続かない、
仕事や運転に支障がある
※上記の症状が当てはまる場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
放っておくと…?
SASは単なる睡眠の問題ではありません。高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などのリスクを高めることが分かっています。
また、昼間の強い眠気による交通事故も社会的に問題となっています。
歯科でできること
実は、歯科でも睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療のお手伝いができます。
スリープスプリント
(口腔内装置/OA)治療

この装置を寝るときに装着することで、下あごを前に出し、気道の閉塞を防ぎます。当院では、医科(耳鼻科)と連携して、診断後のマウスピース治療を行っています。

※作成のみであれば保険診療(3割負担の方)で1万円ほどになります。
初めての方は歯の状態によってはすぐに作成する事が難しい場合があります。その場合は検査費用や他の歯の治療費などが生じます。
検査や治療の流れ
- 簡易検査・精密検査
- マウスピース作製
- 経過観察
耳鼻科にて実施してもらい、診断書を作成していただいてください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断が出たら、当院でマウスピースを作製します。
定期的にご来院いただき、経過をフォローします。
お気軽にご相談ください

「いびきが気になる」「日中の眠気がつらい」など、どんな小さなことでもご相談ください。
当院では、睡眠の質を改善し、健康な毎日を送るサポートをいたします。